― 理不尽との付き合い方 ―
世の中には、理不尽なことが多いですよね。
大人の僕ですら、「え?それ僕のせい?」「今それ言う?」と、心がポキッと折れそうになる理不尽が、けっこうあります。
大人でこれです。子どもなら、なおさらです。
だからこそ思うんです。子どもが大人になったとき、理不尽とどう向き合うか。これは、親として子どものうちに伝えておきたい、とても大事なテーマだなと。
そんな我が家で、ひとつの「軸」として参考にしているのが、武士道の精神です。
安心してください。剣道はやってません。正座も強制してません。

武士道とは何か(我が家なりの捉え方)
武士道というと、厳しい、我慢、気合い、古い価値観。そんな印象を持たれることも少なくありません。
でも本来の武士道は、「耐えること」そのものではなく、どう在るか、どう振る舞うかを問う思想だと捉えています。
武士道には、義・勇・仁・礼・誠・名誉・忠義といった徳があると言われています。
難しく聞こえるかもしれませんが、我が家では、こんなふうに解釈しています。
- 間違っていると思うことを、間違っていると言えること(義)
- 怖くても、逃げずに向き合う姿勢(勇)
- 他人の立場を想像できること(仁)
- 感情よりも、まず礼を忘れないこと(礼)
すべてを完璧に守る必要はありません。ただ、判断に迷ったときの拠りどころとして、武士道の考え方を現代の生活に合わせて柔軟に使わせてもらっています。
理不尽はなくならない。でも、選べるものがある
子育てをしていると、理不尽な出来事は避けて通れません。そしてそれは、大人になっても変わりません。
武士道的に大切だと思っているのは、理不尋に「勝つ」ことではなく、どう受け止めるか。どう折れずに立つか。どう自分を見失わないか。ここです。
なので我が家では、こんな話をよくします。

理不尽はある。
でも、それに対して自分の振る舞いまで雑になる必要はない。
正義を振りかざさなくていい。毎回立ち向かわなくてもいい。逃げてもいいし、距離を取ってもいい。
ただ、人のせいだけで終わらせない。それだけは大切にしています。
子育ては修行ではない。でも、学びの連続
武士道と聞くと、「修行」のような厳しさを想像されがちですが、実際の子育ては、もっと不器用で揺らぎだらけです。
親の方が迷い、親の方が悩み、親の方が先に心折れそうになる。
だから、完璧は目指しません。
- 今日はうまく話せたな。
- 今日は一緒に笑えたな。
- 今日は怒りすぎたな(反省)。
それでいい。
武士道的に言うなら、毎日勝たなくていい。折れずに、在り方を問い続ければいい。
さいごに
このホームページでは、武士道をヒントにした子育て、理不尽との付き合い方、親としての失敗や迷い、少しだけ肩の力が抜ける話。
そんなことを、現代の暮らしに合う言葉で綴っていきます。
気張らず、構えず、刀は抜かず。気楽に読んでみてください。